平成25年度下期視察のご報告

2月26日 愛知県立総合看護専門学校
愛知県立総合看護専門学校愛知県立総合看護専門学校を視察にお伺いしました。
創立以来40年を超える歴史と伝統を有する看護専門学校です。優れた講師陣と充実した実習施設に恵まれた環境です。1学年の定員は120名で、質の高い看護師の育成を目指しています。県内の看護職員の資質の向上と就業の促進を目的として教育研修の開催と支援を行う看護研修センターとを併設しています。

12月19日 あいち産業技術総合センター食品工業技術センター
愛知県立総合看護専門学校あいち産業技術総合センター食品工業技術センターの視察を行いました。
製造業における「食品製造業」の事業規模とは、産業中分類別の製造品出荷額などで見ると、輸送用機械器具製造、化学工業などにつき第三位。大変にすそ野の広い産業であることが分かります。また、全国の県別で食品製造業の製品出荷額を見ると、愛知県は、静岡県に次いで第二位であります。愛知県のとっても大変に重要な産業であるわけです。
この食品工業技術センターは、発酵バイオ技術、分析加工技術、保蔵包装技術などの組織から成り、試験研究・技術支援・分析及び試験受託・技術情報提供などを行っています。

11月13日 愛知県中央児童・障がい者相談センター
愛知県立総合看護専門学校愛知県中央児童・障がい者相談センターにお伺いしました。
近年、当センターへの相談件数は大幅な増加傾向にあります。DVに伴う虐待、心理的虐待などの増加も顕著です。一般に虐待に対する認知が浸透したことも一員にはあると思います。通告も増えているのが実情で、初期段階での対応、助言指導の在り方なども検討が進められています。
センターとしては、そもそもの発生の予防。その対応への組織や人材の確保。関係機関・市町村との連携の模索。施設の充実、家庭復帰後のケアなどなど。多くの課題を抱えた状況にあります。

10月30日~31日 和歌山県福祉保健部福祉保健政策局及び県子ども・女性・障がい者相談センター
愛知県立総合看護専門学校和歌山県福祉保健部福祉保健政策局及び県子ども・女性・障がい者相談センターを訪問しました。
和歌山県が、平成20年8月より施行している、「和歌山県子どもを虐待から守る条例」の概要と制定経緯について説明をお願いしました。これは、愛知県においても同趣旨の条例制定を検討していることもあり、その基本理念や施策の具体的運用、県・市町村・関係機関との連携・体制の整備などを視察する目的であります。

10月21日~23日 県議会健康福祉委員会県外調査
愛知県立総合看護専門学校県議会健康福祉委員会県外調査に参加致しました。
「旭川医大病院遠隔医療センター」「当別町共生型地域オープンサロンガーデン」「札幌市子育て支援総合センター」を訪問致しました。
旭川医大では、医師と患者とが距離を隔てたところで、インターネットなどの通信技術を用いて診察を行っています。医師不足解消の方策として期待されています。同医大は、この分野でのパイオニアとして広く遠隔医療の実施を行っています。
当別共生型地域オープンサロンガーデンは、障がい者が就労をする場として、また、高齢者が子どもや障がい者と関わりを持ち交流する場として住民の相互のつながりを深め地域づくりを目指す取り組みとして注文されています。
札幌市子育て支援総合センターは、小学校・保育園・ミニ児童会館・子育て支援センターの4つの施設が入っている全国でも数少ない拠点センターです。ゼロ歳から就学前の子どもの交流の場として機能しています。

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